2010年8月20日金曜日

真田信之

なんとなくだが、真田というと「幸村(信繁)」よりも「信之」の方が好きだ。幸村は英雄視されて様々なドラマがあるが、真田を大名として後世に伝えた信之の方が凄いと思う。

信州の一豪族で一時は徳川とも対立した真田が家康の知遇を得て譜代大名として遇されたのは信之の非凡さを物語る。また、真田は「プロモーション」にも優れていた様だ。幸村の伝説もそうだが、かの「武田24将」などの信玄重臣をあげるとき真田が三人も取り上げられる。これには江戸幕府の中に残された武田遺臣の系統で、真田が最も重用されたことに由来すると思う。

幸村が名を上げ、それに信之の実績とプロモーションが加わり未だに根強い真田ファンがいるのだろう。