2008年9月26日金曜日

H&M視察

銀座にオープンしたH&Mに行った。

仕事が終わり、銀座に着いたのは5時半くらい。店の前に着くと行列が。聞くと30分待ちという。一時よりは待たなくなったよう。でも行列。

行列には赤ちゃん連れもチラホラ。んで、並んでみた。警備員に誘導され、店内へ。

店舗のフォーマットは近くにあるZARAと同じ。セルフで選び、試着室に並んで決めて買う。店舗スタッフはひたすら商品を揃える。

店内に人が多かったので女性もののフロアは良く見なかったが、思ったよりもSKUが少ない。また、男ものは色が少ないので店内の華やかさがイマイチ。
まずは女性客を確保することを優先するならば、それも仕方ないかもしれない。レジには行列が出来ていたので売れ行きは好調みたい。

ついでにZARAにも。煽りを受けて客足が鈍っているかと思いきや、客は入っていた。相乗効果?

銀座駅側で観察しているとZARAの袋を持った人が目立つ。H&Mの買い物客は新橋方面に。松坂屋はH&Mの客を誘導したいらしいが…。

で、僕の収穫はなし。また、時間を置いて行ってみよう。

百貨店→量販店

昨日投稿した池袋三越の閉店。そのビルにテナントとして家電量販店のヤマダ電機が入居する。ヤマダ電機は家電から取扱い商材の幅を拡充しており、家電を中心とした量販店となっている。
手厚い接客と高い信用が競争力の源泉となる百貨店から比較的低価格の商品を販売する量販店に店舗が引き渡されるというのは時代の潮流なのだろう。
どうしたら百貨店ビジネスがうまく回るだろうか?ということを考えてみたい。この話はまた。

小泉引退

「見事な退き際」「中途半端」「格差の拡大の原因」「中韓外交を悪化させた」「独裁的な政治手法」「劇場型政治」

小泉首相の政界引退は驚きをもって迎えられた。これほど人に好かれ、人に嫌われる人も少ない。好き嫌いが別れるのはその人の言動に曖昧さがないからだろう。バブル崩壊の混迷を収めるためには必要な役者だったのだと思う。サブプライムバブル崩壊の混迷を収めるために必要な役者は揃っているだろうか?

2008年9月25日木曜日

麻生内閣誕生

「意外性がない」「地味」「同質」

麻生内閣について報道される形容詞はこのようなものだ。新内閣ネーミングで必ずコメントが取り上げられる社民党の福島党首も「取り敢えず内閣」とパッとしない。野党の政治家や政治コメンテーターに「新内閣を一言で言えば」というのは止めてはどうか?言い得て妙というネーミングを聞いたことがない。

新内閣では民間登用が一人もいない。民間登用を多用し支持率を押し上げた小泉内閣とは違うが、選挙を通して選ばれた議員が行政府の長になるというのが本筋だとすれば、これが普通なのかもしれない。
ただ、アメリカ発の金融不安や食品偽装、先行きの見えない経済と普通ではない状況を打開するのに普通のやり方では済むまい。大胆な「すごいやり方」が必要なんだろう。

池袋三越 閉店売却へ

伊勢丹と経営統合した三越が池袋店を閉店売却する。他にも海外店舗の閉店もして、リストラを加速する。

百貨店の低迷の一方でユニクロは好調を続け、ショッピングセンターは賑わっている。消費低迷を嘆くだけではどうにもならない。売れない時代にどう売るかというのが必要な時代なのだと思った。