2007年3月9日金曜日

ヲタクとコミュニケーション

コミュニケーション能力の育成を第一とする教育が格差社会を救う

という投稿より。

某大学情報系学部が主催した、企業と学生のマッチングイベントに参加させて頂いた。その学部では、コミュニケーション能力の育成を最優先に考えているとのこと。多くの企業は (情報系の) 新卒の学生さんに技術力よりはコミュニケーション能力を求めているというから、そのニーズに答える形でこのような教育が行なわれるようになったのだろう。
この投稿ではコミュニケーション能力を重視するあまり、優秀な頭脳をスポイルしているのではないか?と言っている。確かに、コミュニケーション能力と技術的な優秀さの間に、一定の法則があることは経験上分かる。しかし、本当にそれでよいのか?とも思う。この投稿で取り上げられているような特殊な症状による天才の例はそんなに多くないはず。だから、コミュニケーションの改善によって、その人たちが習得している能力を仕事や社会に生かすことがより出来るようになるはずだ。

だが、企業側に対する憤懣も分かる。コミュニケーションの得手不得手があるのは厳然たる事実だ。だから、企業側の組織運営者はコミュニケーションが得意ではない人たちに対して、より効果的なアプローチをすることを考えないといけないと思う。つまり、彼らはもっとヲタクと話を出来るようにならないといけないんじゃないか?と思うのだ。

気になった記事(09/Mar/07)

2007年3月8日木曜日

新団体・・・

上祐前代表派、脱会は65人 新団体は5月初め予定

宗教が発展し、普遍的な宗教や強力な教団が出来るためには三つの条件があると思う。それは弾圧、世俗化、カリスマである。

オウム教団とその系譜に繋がる教団は今後も公安当局の監視を受け続けるだろう。既に、教祖をはじめとする幹部の殆どは逮捕され、投獄されている。これらの事件はこの宗教を信仰していない人にとっては事件であっても、信仰している人たちにとっては神が与えた試練となる。これは信仰心を強化する作用がある。

上祐を中心とした新教団は記者会見でスーツを着て着席した。これは世俗化の第一歩だ。もちろん、オウム教団が世俗的でなかったわけではない。現実的に関連会社を経営し、営利活動をしていた。これは世俗の最たるものだったろう。しかし、上祐はスーツを着ることによって、より世俗化を先鋭的に示した。宗教団体という、一般社会と隔絶した異なる社会ではなく、一般社会に新教団は入っていくことを示したのだ。

世俗化は恐らく教団の教えにも影響を与えるだろう。本質的な教えが変わるかどうかは分からないが、より一般に受け入れられやすい表現で教えが表現され、広報されていくだろう。これはキリスト教や日本仏教などでも同じだ。過去に、開祖が主張した「とがった」教えを中興の祖と呼ばれる人や二代目三代目が庶民に受け入れられやすい形に整えなおしたからこそ、これらの宗教は一般に広まった。「聖書」は古い日本語で直訳されているのでわかりにくいが、物語としては非常に受け入れやすい。仏教で頻繁に話される佛話も同じだろう。

上祐にはカリスマがある。カリスマにはいくつかの条件がある。一つにはコミュニケーション能力だ。彼は弁舌巧みで、本質的に人と話をすることが好きで、人好きする人なのだろう。だから、数十人の仲間と新教団を立ち上げることが出来るのだ。更に、彼には一度オウムの犯罪に関わり、投獄されたという暗い過去がある。これは人生に絶望を感じている人たちには魅力的な履歴だ。

考えてみると、この教団は今や世界宗教となっているキリスト教や仏教徒似た歴史を刻んでいる。それを考え合わせると、より警戒しなければいけないと思うのだ。その考え方や影響力に自分が惹きつけられないように、各自で備えるべきだろう。

Ajaxは普通になっているか?

Eclipse、Ajaxやスクリプト言語向けのプロジェクトを発表

こういう記事を読むとAjaxが開発のトレンドになっているんだと思うんだが、実際は違うのではないか?と思う。WEBでIT情報を収集しているとAjaxは普及して開発現場では普通に使われていると思いがちだが、実際はそんなことはない。最近、システムを事業の柱の一つとしている会社の人と話しをしたが、Ajaxというキーワードを抑えていても自分たちには関係ないと思っていた。Ajaxっていうのはコンシューマ向けのWEBサービスのものだって思ってしまうらしい。でも、企業向けの技術が簡易化されて個人向けに普及することはあっても、その逆はない。Ajaxだって、最初からコンシューマ向けだったわけではないだろう。

Ajax(Wikipediaによる解説)

だから、もっと企業SEもAjaxとその基盤技術のJava、XMLには注目して勉強するべきだろう。

基幹システムが本格的にWEB2.0に

第1回 Webが開く新基幹システム

なるほど~。本格的に基幹システムもWEBになるのか。5年位前にJAVAを開発言語として検討したときは、とてもパフォーマンスが悪くて使い物にならなかった。しかし、インフラの高速化、PCの高性能化によってJavaも使える程度のパフォーマンスになってきた。

Ajaxによって、WEBブラウザ上でドラッグ&ドロップだろうとなんだろうと出来るようになってきた。これは大きな変化だ。ドラッグ&ドロップはOSの制御によって実現するものだ。しかし、Ajaxでは考えようによればブラウザによって実現されているとも言える。つまり、OSをブラウザが駆逐する時代が繰るのではないかと思えるのだ。

基幹システムに話しを戻すと、ブラウザを使って基幹システムを制御するというのは使い勝手が悪いと思われたりして、今まで本格的には使われてこなかった。しかし、キーボードによる画面制御がブラウザで出来るようになると、極端に言えば一昔前の黒画面に緑ラインの画面を作ることだって出来るのだ。(と、言ってもあの画面に戻ることはないけど)

Hello VIFAM 銀河漂流バイファム

銀河漂流バイファム バンダイチャンネル

懐かしくて見たくなっちゃった。今度、時間を見つけてじっくり見てみよう。

僕はガンダムよりもバイファムの方が好きだった。
なんで?って言われても分からないが、とにかく子供たちが協力して困難を乗り越えていく夢のある物語だと思ったものだ。そう言えば、バイファムの設定資料集も持っていたな。結構高かったと思うけど。

子供向けロボットアニメの定石をことごとく無視していた点で、ロボット物に食傷気味だった僕には魅力的に映ったんだろうな。

気になった記事(08/Mar/07)

気になった記事(05-07/Mar/07)

2007年3月6日火曜日

薬害の構造

「タミフル」問題が「エイズ」と同じ構図を示している。

厚労省は「タミフルを使用した場合としていない場合での異常行動に有意差はない」という主張をしている。つまり、飛び降りた子供たちは元々精神障害があってタミフルとは無関係に事故を起こしたのだと言っているのだ。原因を他のことに摩り替える論法は厚労省の得意技だ。

エイズ事件のとき厚労省は「エイズと性交渉」を関連付けて、無節操な性交渉がエイズの原因でエイズ患者は道徳的に劣った人という印象を流布した。日本におけるエイズ患者はその殆どが「血液製剤」に原因があったにも関わらず、それを隠匿して間違った情報を流したのだ。そして、それにメディアもまんまと乗った。

さすがにメディアも今回の厚労省の主張には簡単に乗っていないが、厚労省の姑息さはどうだ。薬害已まずでも書いたが全く反省していない。

最終処分場問題の本質は地方自治体の財政問題だ

高知県東洋町の核廃棄物最終処分場問題の本質は地方自治体の財政問題を如何に解決するかということにつきる。

そもそも、町長が申請を決断した背景には町の借金を返済するためである。しかし、高知と徳島の県境の小さな町では、産業資源にも観光資源にも乏しく、人口の減少と高齢化をとめることが出来ず、既に背負っている負債を返済する道がなかった。そこに持ち上がったのが、調査するだけで数十億円が支給される「最終処分場」申請だ。町長にすれば藁をも掴む思いだったろう。

核処分場応募の東洋町 調査開始申請を決定

確かに、他のオプションについて十分に検討したのかという批判はあるだろうが、町長が提示した申請案に反対するのであれば、他に町の財政を正常化させる案を示さなければいけない。町民からは反対の声が上がっているが、賛成派の町民もいる。実際にはその勢力は半々だと思う。メディアへの露出は反対派のほうが多いので町民が皆反対しているように思われがちだが、実際には町の財政や自分たちの生活に不安を抱えている人たちは相当数いるはずだ。

拒否条例を直接請求 東洋町核処分場問題、住民が1398人の署名提出
建設拒否条例制定を町長に本請求 東洋町処分場巡り住民

賛成派は印象が悪いのでなかなかメディアでの主張をしづらいと思うが、この際堂々と主張をして欲しい。この問題の背景には夕張市の財政破綻があったと思う。夕張の破綻後の市民の生活の先行きの暗さに衝撃をうけた人たちは多い。その中で、真剣に差し迫った決断として申請をした町長は自治体の長として責任ある人であると思う。

その上、彼は批判にさらされながら蛮勇をもって決断したことに一切の言い訳をしていない。それに比べて、高知県と隣県の徳島県の首長の無責任さはどうであろうか。特に高知県の橋本知事には東洋町の町民の生活に対して一定の責任がある。しかし、橋本知事は東洋町に財政破綻しない道を提案していない。県から財政支援があるわけではない。

処分場調査、不認可を=核廃棄物問題で意見書を採択-高知県議会
文献調査の認可反対申し入れ 東洋町核処分場、飯泉知事ら経産相に

この問題の本質にはこのような地方自治体の財政破綻の回避という問題があるのだ。しかし、総務省をはじめとする国政は弱い自治体は淘汰されて潰れてしまえという方針だ。市町村合併もその流れを後押しするものだった。しかし、地形や生活の関連性など様々な理由から合併することが出来ない自治体も多かったのだ。総務省は思ったほど自治体の数が削減されなかったことから、弱い自治体を破綻に追い込んでしまおうとしているのだ。

この問題は「自治体の財政破綻」と「原子力発電」をはじめとするエネルギー問題に分けて論じるべきだろう。日本のメディアは故意か無作為かこの二つを混同させて「危険な核利用を進める調査申請をした独善的な町長」という像を勝手に作り上げてしまった。相変わらず、日本のメディアはレベルが低いということだ。

2007年3月4日日曜日

YouTubeチャンネル oreseg

YouTubeの動画を14チャンネルに編成、再生する「oreseg(オレセグ)」

これを一歩進めて、チャンネルを編成するAPIを公開してもらえないだろうか。好きなジャンルの動画だけを集めて再生するチャンネルを作成することが出来れば楽しいと思うんだけどな。

都知事選前哨戦

石原都知事、生活保護のレベルとなる低取得者の負担軽減のため都民税を軽減する方針表明

選挙を見据えて現職が仕掛けてきた。

一方

都知事選:浅野氏、政党推薦は受けない方針
浅野史郎氏 事実上の都知事選出馬表明
海江田氏 民主党の都知事選出馬要請を断る

これで民主党は東京都知事選に関与できなくなった。経済規模で言えば、日本の3割を超える東京都の地方自治に対して第二党が何も影響を与えられないということになれば、その存在意義に疑問を投げかけられざるを得ないだろう。

日朝協議の行く末

作業部会 拉致再調査迫る方針
「拉致被害者返還が目的」 日朝作業部会代表・原口氏
日朝作業部会:交渉に臨む原口担当大使に聞く

日朝作業部会に望む方針が「拉致問題」に対して強行であるということは良いニュースだ。このタイミングで、

「拉致進展なければ、独自制裁解除せず」と麻生外相
麻生外相:万景峰号の入港解禁は拉致進展が条件

とおおっぴらに発言する外相であるというのは良い。そもそも、交渉において自分の立ち位置を相手側よりに設定することは弱みを見せる以外の何物でもない。北朝鮮との交渉はハードなものにならざるを得ない。それならば最初に相手から遠いところにアンカーを置いておくべきなのだ。

そうでなくても北朝鮮には様々な援護射撃がある。

南北閣僚級会談 条件付きで食糧支援再開へ
「正しい歴史認識を促す」と韓国政府 安倍首相の発言で

韓国は鬱屈した感情をぶつけてきている。これはもっと大規模に真剣に韓国に主張するべきだろう。韓国の太陽政策は韓国民にどれだけ受け入れられているのだろう。

気になった記事(04/Mar/07)

日本の法曹

刑法三十九条は世界の非常識
死刑確定囚が常時百人の時代

前にも書いたが、(死刑の是非

そして、最後にして最も根源的な理由が報復だ。犯罪者は被害者を生む。そして、被害者は犯罪者に対して復讐をしようとする。それを国家が被害者に成り代わって果たす。もし、国家が被害者に代わって復讐をしないと、報復の応酬となり治安上の問題が発生する。刑罰はこの復讐の連鎖を断ち切る役目も負っているのだ。
国が死刑や精神異常者への処罰というものから逃げていることによって、多くの加害者が傷ついているということ。日本では元々犯罪や死といったものに対して、公の権力が忌避する傾向がある。貴族精神とでも言うのか。

バフェット君がお冠

米投資家バフェット氏、ヘッジファンドへの投資に苦言

 また、同氏は、株主らに対し、企業幹部の報酬の改革を要求するよう呼び掛けた。同氏は、現在の「非合理な」慣習により、並みの最高経営責任者(CEO)に「天文学的な」報酬を支払っている、と批判した。
これは同感だ。経営者が大きなプレッシャーの中で様々な決断をしていて、大変なのは分かる。しかし、一般の労働者の恨みを買うほどの報酬は社会不安を大きくするのではないだろうか・

 同氏は、手数料の高い運用会社で投資して高いリターンを得ようとする投資家が増えている、との見方を示した。そのうえで、むしろ手数料の安いインデックス・ファンドに投資したほうがよい、などと述べた。

ヘッジファンドが通貨不安や株式不安を煽って利益を得ているというのはあるだろう。採取手故意には、彼らが暗躍してもその影響が市場に出ないような仕組みがないといけない。でも、それは市場を規制するということになってしまう。難しいところだ。

ところで、

円キャリートレードの影響を注視=財務官

 円キャリートレードの規模については、数十兆円前後との見方を示し、影響はある程度限定されるだろうが、状況を注視する必要があると述べた。
いや~。ちょっと危機感足りないんじゃないの?今、日本の超低金利誘導の政策のために、日本の円はキャリートレードでどんどんドルやユーロに交換されている。今、株式が下落してしまっているから、投資家は円を低利で借りてキャリートレードをどんどんやろうとしている。日本国内では為替の動きは活発ではないけれど、国外では活発化する。つまり、日本の超低金利は殆ど日本の経済に恩恵を与えず、外国人投資家に利益をもたらしているだけという結果になっている。その実態を見据えて、官僚たるものはきちんと舵取りをして欲しいものだ。

ワンセグ携帯って使ってる?

「ユーザーは本当にワンセグを見ているのか?」という問いに答えよう

 このワンセグ対応の流れは、今後しばらく続きそうであり、付随的に大画面・高画質液晶の普及を促すだろう。液晶サイズの最低ラインが現在の2.4インチから、2.6インチ~2.8インチにまで底上げされる可能性が高い。また、シャープのサイクロイド液晶に代表とされる「横向き」でも使える液晶搭載機が今後増えるはずだ。

ワンセグ機能があるということは端末の性能をアピールするプロモーションになるようだ。

 ワンセグも、カメラと同じく新たなデバイスの普及・進化を促し、携帯電話の可能性を広げる「入り口」になる。ワンセグ端末の普及を睨み、そこで底上げされる機能を活用した新たなサービスやコンテンツが登場することに期待したい。

まだ、ワンセグという新機能をビジネス的に十分利用しているとはいえない段階だ。色々と試行錯誤はあるだろうが、今よりもっと面白い仕掛けが出てこないといけないだろう。

FirefoxでClip! Clip!

Firefoxでウェブの画像やテキストをクリップする機能拡張「Clipmarks」
Download of the Day: Clipmarks 2.0 (Firefox)

早速組み込み~。Clip! Clip!

RFIDホチキス

RFID staples, omnipotent pens to grace offices of the future?

ホチキス(商品名。一般名称はステイプラーだけど)にRFIDを組み込んで綴じた書類を管理するというもの。これをステイプラー内臓のコピー機やプリンターに組み込むと、作成した書類を一つずつ管理することが出来るというものだ。恐らく、読み取り距離は短いのでゲートで感知してセキュリティに利用するというのは無理だろうが、読取装置で書類棚から必要な書類を探し出すという程度には利用できるだろう。

複合機に組み込めば、プリンターから印刷をする際に書類情報を連携して管理するというところか。運用的には問題はあるだろうが、面白いものが出来た。

スチームウォーカー

「スチームウォーカー」:スチームパンク風の二足歩行ロボット

これサイコー。

格好いいキーボード

Eleksenの両面キーボード

ちょっと良い感じのキーボード。
しかもBTで接続できるって言うのが良い。

考えてみればデスクの上で一番邪魔で、ちょっと片付けたいものってキーボード。時々、デスクに埋め込まれていればって思うけど、これならちょっと丸めて引き出しにしまえるな。

薬害已まず

タミフル:転落死、厚労省が徹底調査へ

厚労省は何を反省したのか?いや、反省しなかったんだろう。人の命に関わることについて「疑わしきは罰せず」とばかりに放置する体質は相変わらずだ。疑わしきを取り敢えず使用停止にして調査した後、危険を回避する方法が確立した後に許可するということを思いつかないのだろうか?

Photoshop On The WEB

Adobe Photoshop、オンライン版

なんか重そうな気がするが。

しかし、これほど高機能なアプリケーションがオンラインになるというのは衝撃的!
APIが公開されれば、オンラインお絵描きサービスなんかがマッシュアップで作れそう。

マジンガーZ!!! ロボ聖紀C21

水木一郎さんが歌う「ロボ聖紀C21」の主題歌を制作――グッズが当たる初心者キャンペーンも実施

いや~。子供心がうずくな~。

民主党が政権交代できない理由

東京都知事選 民主・海江田前衆院議員の「出馬意欲」に党幹部からは冷ややかな対応

なんと、自前の候補の出鼻をくじくとは。だから民主党は政権交代を実現できないんだ。これが地方の市町村の話なら分からなくもないが、首都東京の首長を選ぶ選挙で自前の候補を立てられないとは党としての足腰が弱すぎる。

東京都知事選 浅野史郎氏、石原都政を痛烈に批判 来週早々にも正式に出馬表明へ

浅野氏はどうやら義侠心で出馬を考えているらしい。これは立派なことだ。しかし、一度は政治から引退を宣言し、立候補しないと明言したのだから、もっとちゃんとした説明をした方が良いと思う。石原氏は「どんと来い」と言っている。政策論争をして盛り上がれば、メディアに直接露出して自分の意見を主張できる機会が増えるので良いと思っているのだろう。

ところで、浅野氏の知事選出馬を応援する集会で東京都以外の地方の人が来て、浅野氏はその人たちの声に感銘を受けた方だ。だが、待って欲しい。東京都知事は東京の都民の利益代表であるはずだ。言い方は悪いが、地方の人達が東京の利益拡大に反対を唱えるのは当たり前だ。それぞれの自治体を会社に例えると、業界第一位の大企業の次期社長候補の一人が、競合会社の社員の応援を得ているようなものだ。これはおかしな話。

浅野氏参戦へ 石原氏「お嫁さん決まってよかった」

フニクリ・フニクラ

イタリアで火山噴火 溶岩が地中海へ

イタリアは日本と同じように火山活動が多いことで有名な国だ。ベスピオ火山は有名。童謡「フニクリ・フニクラ」も火山を歌った歌だという。遠い国だが、とても身近な感じがする。

マッシュアップはシステムを隠蔽する

Vistaで注目される辞典マッシュアップ――事例で知るLiveガジェット (1/4)

マッシュアップが流行っている。マッシュアップは要はWEB上に既にあるサービスを組み合わせて必要なシステムを開発するということだ。CGSなどにも組み込まれている。これが進むと、極端な話し簡単なHTMLやスクリプトとブラウザ上でのドラッグ&ドロップでシステムが開発できてしまうことになる。しかし、その分組み合わせる部品それぞれの構造や中身は隠蔽されることになる。これは良し悪しがある。

システム開発ではサービス同士のメッセージ交換の結果、思いもかけない結果が出力されることがある。それぞれのシステムを開発していれば、当然修正をすることが出来るが、ともすれば中身が分からないためにどうしようもなくなる可能性がある。システムユーザは知らなくて良くても、システム管理者やシステム開発者が知らなくてはいけない構造すら隠蔽してしまうというのは本当に良いことなのだろうか?オブジェクト指向やサービス指向の究極の形ではあるが、簡単になることが本当にいいことなのか?疑問は残る。