2008年1月23日水曜日

長崎市長射殺事件公判

城尾被告、罪状認める 長崎市長射殺事件初公判

逆恨みも度が過ぎる・・・気がする。

城尾被告は02年、資金源の建設会社に対する公的融資制度の適用を市に求めたが、受けられなかった。県信用保証協会が保証しなかったために金融機関が拒絶 したのを、被告は「市の対応のせい」と思い込んだ。03年には市道の工事現場で自分が起こした交通事故の補償も要求したが、拒まれた。

この被告はゆすりたかりを「生業」としていたようだ。それがうまくいかないので市長を逆恨みした・・・と。され、裏がないのか?それだけが気になる。

この市長選は現職市長有利が伝えられる中、その市長を射殺したもので、対立候補が当選すると言う結果に終わった。市長の娘婿が事件直後に立候補したが、落選。落選後に長崎市民を批判するような遺族の言葉があり、ちょっと鼻白んだものだ。

市長の娘婿は西日本新聞の記者だったが、退職して選挙に臨んだ。今は何をしているのだろうか?

「日本は没落した」はハゲタカの言葉

「日本は没落した」はハゲタカの言葉

テレビでも活躍中の森永卓郎氏のコラム。

正解は次のような発言だ。「日本には未来がない。こんな国の株を買っていたら大損をする」。これから日本株を買うのだから、株価を下げるように誘導すればいいのである。そうして底値になったところで株をごっそりと買い、株価をつり上げてから売るわけだ。

つまり「日本売り」は”ハゲタカ”が声高に喧伝して、裏では底値で日本株を買い漁り、株価が上がったときに売り抜けることを画策していると読んでいるのだ。

なるほど。サブプライムローンに端を発した世界同時株安が広がっている。株式市場から逃げた資金が原油などの商品先物に流入しているかと思いきや、原油も 1月はじめから値下がりを始めた。今が異常な高値だから、調整が進んでいると見るべきだろうか。値上がりが続いているのは「金」。結局、金融不安が続くと き、経済は金本位制に逆戻りするものらしい。

今投資をするのなら、堅実な日本株とヨーロッパの銘柄ということになるだろうか。

霊能番組が見ないことだ

江原氏出演のフジ系バラエティーに意見 放送倫理検証委

意見によると、企画は、地震被災者らにリンゴを送る活動をしている東北地方の美容院経営者の女性を元気づけるためとして、江原さんが突然彼女と対面し、彼 女の亡き父の「声」を霊視的な手法で伝える内容。無償でリンゴを送る活動のために「美容院が経営難」になったことが強調され、江原さんは「女性が悪い」な どと語った。

ということ。

フジは系列の関西テレビが起こした「あるある大辞典」問題の教訓が生かされていない。江原と言い、細木と言い、テレビは安直に『霊能者』に頼りすぎる。江 原、細木とも実際には「人生相談」の域を出ないわけだから、もっと時間をかけて本人の事情を調べたり、考えを聞き取ってカウンセリングをしなければいけな いところを、独断的に「批判」をする。しかも、霊的なものや「運命」という批判をしているものが責任を取らない形でされるのが一番問題だと思う。

古今東西、「占い」に入れ込むのは人間の常だが、これは「思考」の放棄でもある。考えあぐねた末に「祈り」を捧げるのであればまだしも、怠慢の末に・・・ということを助長するような番組作りを責任あるメディアがしてはいけないと思う。対策は「見ないこと」だ。

2008年1月22日火曜日

標準化と効率とのバランス


業務設計では手順と対応のバランスを取ることが重要
という記事より。

ルールを明確にしつつ、対応力を維持するためにルールの適用方法、運用方法に柔軟性を持たせる。そして、最終的にはルールや手順に従って業務処理を完結させる。この微妙な業務設計や運用ができることが、オペレーショナルエクセレンスの源泉ではないかと思います。

標準化を進める際、必ずこの点で「抵抗」と「行き過ぎ」が発生してしまうもの。上図はいわゆる「正規分布」のグラフだが、この縦軸を「効率」、横軸を「標準化=ルール化の度合い」とすると、おおよそこの様な関係があると思う。

標 準化を進めると最初はあまり効果が無い。これはルール化によってなくなる作業と追加される作業がバランスしないからで、この時点でくじけることが多い。し かし、抵抗を排して進めていくと、ある時点から劇的に効率化されていく。そして、調子に乗って標準化を進めていくと、今度は一転して効率が失われていく。 これは、標準化に伴う手順やルールが多くなってしまって、逆に非効率になってしまうという現象。鶴田氏が言う、標準化によって対応力が失われるのもこれに 含まれると思う。

思うに、標準化といった場合、どの会社も極端だ。殆ど標準化されていないか(グラフの左側の緩やかなのぼりのところ)、行き過ぎて効率が失われたか(グラ フの右側の緩やかなくだりのことろ)。粘り強く、修正を加えていかなければいけないのに、標準化の弊害が現れると極端に標準が形骸化し、標準が無いために トラブルが発生すると極端に窮屈なルールが決められる。適度な、グラフの一番真ん中の効果の高いところでバランスをとるには、一回や二回の試行ではうまく いかないだろうが、いわゆる「コンサル」はその点をハッキリ言わないからうそつき呼ばわりされるのかもしれない。

癒される写真

引き出し大好き

という投稿より。





癒されますね~

アナウンサーに合わせて自動的にニュース字幕 NTTコムが販売

アナウンサーに合わせて自動的にニュース字幕 NTTコムが販売

自動で字幕を表示するサービスなんだとか。

音声を自動認識するのか?と思ったら、

新システムでは、放送用原稿を字幕用テキストに自動変換。放送中は音声認識ソフトを使い、アナウンサーの音声をテキストに変換して字幕用テキストと照合。アナウンサーが話すタイミングに合わせ、字幕を自動送出する仕組み。

事前に「脚本」が決まっているものだけが対象らしい。ニュース原稿はあらかじめ決まっているので確かにこの方法は有効だろう。ただ、コメンテーターのアド リブでのコメントなどには対応できないから、ニュースバラエティや情報番組なんかでは音声の自動認識が完全に出来ないといけない。

315万円で20~30局に販売というが、それだけだと8,000万円くらいの売上。恐らく、これに加えてコンサルティングなどを売って収益にするのだと思う。商品は315万円だけど、導入をあわせると3,000万円になったりして。。。

2008年1月21日月曜日

偽で終わり、偽で始まる

年初から発覚した「年賀再生紙はがき」偽装問題は納入業者全てが何らかの偽装をしているという事実が判明し、その広がりの大きさに驚きを隠せない。報道では品質の差よりも、漂白などのコストの差が大きいと言われている。
しかし、それだけのコスト削減をしても製紙業界の厳しさは変わらない。業界再編は激しく、市場の縮小は明らかだ。偽装は誰も幸せにしていないが、真っ当にしても誰も幸せにしないことが問題なのではないかと思う。