デジカメは殴れば直る(場合もある)って話。
日本人は機会を叩いて直すっていう発想はあまりないみたいだけど、欧米人は違うな~。
特に。
というのはカルチャーショック。
故障すると直ぐに電気店に持って行くっていうのも、ちょっと考え直したほうがいいかも。
"テクノロジーに鉄拳を見舞うことの有効性を、決して侮ってはいけない"
というのは「名言」ですね。
IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。
話を聞いていて、ITが経営を決するということを実感。
経営情報システムの歴史を紐解くと、ITの出自は経理部門。
だから、昔のIT部門の人は経理に強かった。ITのベテランだと会計士の資格を持っているなんて話も良く聞いた。
時代が下って、ITが業務に活用されるようになると、業務部門のエースって人もIT部門に配属されるようになる。
更に下って、ITが経営に直結すると理解されるようになると、IT部門が経営陣の直轄になったりもした。
損保業界なんかは、計数管理が基幹業務。だから、IT部門にかかる期待は想像以上のものがある。
だけど、今やどんな業界でも規模でもITの整備の度合いが業績を左右するまでになっている。
整備以上にフレキシブルであることも重要。むしろ、堅牢に微にいり細にわたって設計開発するよりは、簡単にカスタマイズできることが必要な場合も多い。
それ以上に必要なのは生産性。ビジネスのスピードが加速している現在、以前よりも短い期間で開発を終了させることが求められている。
またIT部門にはプレッシャーがかかるということだ。
氏は赤福を地元を代表する企業に育てあげ、伊勢神宮前に観光名所を私費で建設するなどの功績があった。しかし、"まき直し"を考案し利益を追求するなど強引な上に、"人好き"のする性格ではなかったらしい。逆に息子の現社長は人が良かったのだとか。
会長の性格が内部告発を招き、逍遙として従っていた息子が矢面に立たされる。気の毒な気もするが、社長の器ではなかったということかもしれない。
強引な社長の跡を継いだ人というとUSENの宇野社長を思い出す。有線は音楽配信の通信線をかなり強引に敷設していたらしい。勝手に電柱を使うなどは序の口でガードレールにまで通信線を貼り付けたのだとか。しかも、使用料を支払わずに。急死した父親の跡を継いだ宇野氏は最初の数年はその適法化に力を注いだのだとか。
赤福の社長も父親が死んでいたら社内の改革が出来たのだろうか。宇野氏の父親が存命のまま跡を継いでいたら。
人生には本当に色々な可能性があるものだ。
日経新聞の世論調査によると、民主党の支持率が前回調査から下がったらしい。民主党の支持率は参院選直後がピークであっという間に転落。大連立騒ぎで更に下落している。逆に自民党支持率は参院選を底に上昇傾向。
内閣支持率も参院選を境に上昇に転じ、安倍内閣の末期は不支持率を逆転している。現時点での内閣支持率が55%というのは立派な話し。福田首相が安倍内閣の人事を引き継いだのは正解ということか。
こうして見ると、安倍内閣の強行採決などの強引な姿勢に「お仕置き」とばかりに民主党を押し上げた民意が、「薬が効き過ぎた」と揺り戻したように映る。
小沢辞意の背景にはこの支持率のトレンドがあったのかもしれない。
ただ一つ気になるのは、これが日経の世論調査だということ。日経は最近では読売と仲がよい。提灯記事ならぬ提灯調査でないとは断言出来ない。