2007年3月4日日曜日

マッシュアップはシステムを隠蔽する

Vistaで注目される辞典マッシュアップ――事例で知るLiveガジェット (1/4)

マッシュアップが流行っている。マッシュアップは要はWEB上に既にあるサービスを組み合わせて必要なシステムを開発するということだ。CGSなどにも組み込まれている。これが進むと、極端な話し簡単なHTMLやスクリプトとブラウザ上でのドラッグ&ドロップでシステムが開発できてしまうことになる。しかし、その分組み合わせる部品それぞれの構造や中身は隠蔽されることになる。これは良し悪しがある。

システム開発ではサービス同士のメッセージ交換の結果、思いもかけない結果が出力されることがある。それぞれのシステムを開発していれば、当然修正をすることが出来るが、ともすれば中身が分からないためにどうしようもなくなる可能性がある。システムユーザは知らなくて良くても、システム管理者やシステム開発者が知らなくてはいけない構造すら隠蔽してしまうというのは本当に良いことなのだろうか?オブジェクト指向やサービス指向の究極の形ではあるが、簡単になることが本当にいいことなのか?疑問は残る。

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