2007年8月3日金曜日

保険支払い漏れについて

この数年、保険料の支払い漏れについて保険会社を非難する報道や金融庁の営業停止命令など、様々な話が問題化された。保険関係の知人・友人や報道を総合して僕の考えをまとめておく。

「保険料不払い」という報道
わざわざ支払い漏れと書いたのは不払いという報道に対する批判だ。不払いは「ワザと払わなかった」という印象を誘導して世論を操作しようという意図が見える。報道している側は特に意識はしていないのだろうが、結果的にこの報道は保険業界の信用を傷つけた。

「請求しない消費者」
何故、支払い漏れが発生したかというと、それは消費者が請求をしなかったからだ。保険は何かあったから自動的に支払われるものではない。あくまでも消費者からの請求に基づいて支払われる。しかし、今回の支払い漏れは消費者の請求漏れに起因するものだ。

「システム」
複雑な特約を管理することの出来るシステムの整備が出来ていなかったのは問題。

「金融庁の不作為と保険業界の不作為」
金融ビッグバンを契機とした混乱を放置した金融庁の不作為は許されない。

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