2007年11月22日木曜日

宮崎ヒルズ作ります--東国原知事、ITを語る

宮崎ヒルズ作ります--東国原知事、ITを語る

「六本木ヒルズに対抗して宮崎ヒルズを作ることをマニュフェストに掲げている。周囲にはできるわけがないと笑われたが、宮崎がITの最先端になってもいいのではないか。仕事に疲れたらキレイな自然があるし、マンゴーも地鶏もある」

確かに宮崎の自然や風土は魅力的だよな~。日本は国内の殆ど全ての産業が東京中心で動いている。東京に人・モノ・金が集積していることが、東京が世界でも 有数のビジネスセンターになっている理由だろう。しかし、東京に集中しているからこそ不況がいっせいに襲ってくるというリスクもあるかもしれない。

リスク分散の意味で、産業基盤を国内の地方都市に移すというのは重要だと思う。名古屋や浜松を中心とした東海地方の製造業クラスターはとても有効に働いて いる。九州でも福岡を中心とした、アジア向けの経済活動は活発だ。宮崎は地勢的には他の経済地域との連携がとりづらい。だから、従来型の物理的な取引が大 きな産業では企業側のメリットが少ないと思う。

宮崎でも企業誘致を-しかも、IT産業を-誘致するというのであれば、宮崎大学をはじめとする地域学術センターの整備は大事だ。宮崎大学と協力して、国立 指定を取り消し、県立大学としてIT産業への人材供給や研究に寄与できる学術組織を整備することも考えたほうが良いだろう。産学官3者の協同のモデルケー スになるように期待している。

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