2007年11月19日月曜日

手書きに勝る入力インターフェース

11月19日付けの日経新聞の11面に「オーダーメイド創薬」という企業が紹介されていた。この会社の主力商品の一つに『手書きで入力出来る電子カルテ』がある。特殊な紙とCCD付きの専用ペンで紙に書いたそのままが電子カルテに記録されるというもの。

キーボードやテンキーを使った入力は手書きに比べると不自然らしい。特に日本語の場合は平仮名を入力して変換をするので手間がかかる。それで手書きをそのまま電子化するというアイデアが受けているのだろう。

人が最初に手に入れる入力インターフェースは「ペン(指)」だ。その後に、オーディオ機器などの「音声」。それから「キーボード」。ただ、もっとも自由度が大きいのは手書き。同じ道具で文字でも絵でも表現出来る。特に準備しなくてもサイズを自由に変えることも出来る。

手書きが適度な刺激を与えるという理由もあるかもしれない。今後も手書きを越える入力インターフェースは出てこないのかもしれない。

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