2007年7月9日月曜日

“政治とカネ”と野党はいうが…

今回の参院選の焦点は政治とカネの問題だという。環境とか格差とか国防とか外交とか教育とか…色々あるのに総括すると政治とカネになるとでもいうのだろうか?
確かに汚職やそれに伴う不公平や不公正は問題だろう。しかし、一頃よりは問題になる金額の桁はかなり小さくなったと思う。決して金額の多寡が問題ということではないが、国政選挙の焦点としては迫力に欠ける。郵政民営化と比べると世の中が変わる程の話でもない。
民主党では敗北すれば小沢一郎が政治家引退と表明しているらしい。だが、小沢氏には『謀略家』というイメージが強く、今回も自民党の失敗によって勝利が見えているという余裕からとも見える。
百戦錬磨の小沢氏だけに、攻撃の手を緩めることはないだろうが、結局は政党間の中傷合戦の域を出ない気がする。
選挙であまり多くの主張を掲げると選挙民の理解が得られないのは事実だろうが、与野党とも主張していることが胸に刺さらないのは事実だ。このまま白けムードの選挙にならないように、各党とも工夫をして欲しいものだ。

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