2008年2月8日金曜日

タバコ事情の国際比較

『たばこ安く 喫煙率高く』
日経新聞 2月8日朝刊 38面

WHOが世界のたばこ事情を調査し発表している。日本は先進国の中でたばこに関わる税金は高いものの、税金を含む価格は最も安い。僕もオーストラリアでたばこの値段に驚いたものだ。(一箱800円くらい)結果として日本の喫煙率は他国に対して大幅に高くなっている。

日本の喫煙率はたばこの値段に関わらず年々下がっているらしい。それと共にたばこによる税収も下がっている。なので、国は税金の引き上げを画策しているが、たばこ業界は大反対だろう。JTはもちろんだが、たばこ栽培農家も反発するに違いない。それが、なかなか日本のたばこ税や値段が引き上げられない原因なのだが、農家には気の毒なことに税金が上がろうが下がろうが消費量には関係がない。
だからJTは海外のたばこメーカーの買収をしたりするのだろう。その内、中国をはじめとするアジアへも進出するだろうが、たばこ産業の将来は決して明るくはない。

などと言いつつ、たばこをふかす僕がいる。

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