2009年2月3日火曜日

会社は誰のもの?

「会社は誰のもの?」というのは結構難しい問題だ。候補としては、株主、経営者、従業員などがある。顧客のものとか社会の公器とか言った人もいた。

誰のものかは別にして、会社の風土や哲学に影響を与えるのはハッキリしている。それは経営者。中でも、社長や最高経営者が及ぼす影響は大きい。更に創業者の精神が息づいている場合もある。そんな場合でも経営者はその精神を巧みに取り込んで自身の糧とする。

だとすれば、会社が誰のものかは通念とは別に経営者の哲学が最も影響を持つと言えそうだ。経営者が自分のものと思えば経営者のものだし、株主のものと思えばそうだ。従業員のものと考える経営者のいる会社の社員は幸せだろう。社会の公器と考える経営者のもとなら社員は誇りを持てるだろう。

僕は会社は基本的には「責任を果たす従業員」のものだと思う。そして、従業員は社会に対して責任を果たすべきだと思う。責任を果たす一つの指標が「利益」なのだ。そして、その利益は株主や金融機関などの出資者に還元され、税金を通して社会に還元される。

自分の会社が何かの価値の連鎖に貢献するならば、働き甲斐もあるというものだ。

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