2007年4月23日月曜日

統一地方選挙 後半戦

昨日(22日)統一地方選挙の後半戦が投開票した。参院補選は与野党一勝一敗。自民党は福島を捨てて沖縄に一点集中して、足並みの揃わない野党を下した。元々、野党地盤だった沖縄を落としたことで勝ち名乗りをあげたが、一方の民主党も福島で圧勝したことで気勢をあげている。
外から見れば痛み分け。これで夏の参院選は与野党とも気が抜けなくなった。注目の長崎市長選は娘婿が市役所の課長に敗戦。情実ではなく行政手腕が評価されたというが、市役所の課長程度の行政能力がどれほどのものか。いずれにしても、後継者を謳った二人の争いになったということは、対立候補にとっては影響が大きかったということなのだろう。
期日前投票分を含めて無効票が前回の三倍近くも出たということを考えると、とても公正な選挙だったとは思えない。少なくとも、一週間程度選挙を中止して、その後追加候補を受け付けて一週間程度選挙期間を延長するべきじゃなかっただろうか。合わせて二週間延長して民心を落ち着かせてから選挙するべきだったと思う。自治省は法律と慣例を盾に抵抗するだろうが、公正を守るために運用を工夫する知恵を働かせることが出来なかっただろうか。決まり通りにするのなら役所はいらない。ヘルプデスクで十分だ。

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