2007年9月14日金曜日

政治記者はスポーツ記者か!

各紙が自民党総裁選の動向や民主党の対応を報じたり、予想をたてたりしている。

自民党のどの派閥が誰を応援しているとか、民主党の鳩山と菅は小沢の後を狙って協力しているとか。

日経新聞でも政治記者の座談会が記事になっていたが(イニシャル座談会なので本当に座談会をやったのかは怪しいものだが)、そこには各総裁候補者や民主党要人の政治的方針や背景は殆ど載っていない。総裁選の箇所で古賀氏が福田氏と考え方が近いと言っていることを伝えているが、何が同じで何が違うのか全く分からない。他は民主党が自民党の若手議員を誘っているとか。


なんだかプロ野球のストーブリーグの報道合戦みたいだ。誰がフリーエージェント宣言して、どこでトレードがあるとか…。


マスコミの価値って知り得た事実を伝えるということと、予想したり分析したりすることだと思う。なのに相変わらず勢力争いや人事の話ばっかり。だから、大事件が起きれば起きるほど新聞もニュースも面白くなくなる。

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