2007年5月17日木曜日

HOYA ペンタックス 決着

結局ペンタックスはHOYAのTOBを受け入れることになった。しかも、より条件は悪い。元々は合併だったので、役員人事などに一定の影響力を行使することが出来たはずだが、TOBによる子会社化となれば経営に対する独自性の維持は難しい。

HOYAはペンタックス現経営陣のうち、統合反対派の留任かさせる条件を「考慮する」と言っているらしい。経営を混乱させた責任を思えば留任はおこがましく思う。統合反対をするにしても内外の根回しをしておくべきところを、事前準備もなく泥縄式に対応したセンスは子会社の経営に悪影響を及ぼすとも考えられる。

統合反対派が留任した場合は社員のモチベーションも低下するんじゃないだろうか。何のための統合反対だったのか。最後には自己保身。それが通用するんだろうか。

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