2007年6月11日月曜日

仮面ライダー電王のマーケティング

仮面ライダー電王のマーケティングが見事だ・・・という話。

平成版仮面ライダーのマーケティングはいくつかのパターンがあるが、今回の電王は面白いと思う。

登場人物は主人公のなよっとした男の子。気の強い女の子と不思議系の女の子とお姫様系の女の子。イマジンという4体の怪物はそれぞれ昔話のキャラクターで特徴がある。

分 類すると、主人公は明らかにお母さんがターゲット。これは歴代平成仮面ライダーの流れを汲むアイドル顔。更に、この主人公が4体のイマジンに憑依されると 別々のキャラクターの人物になる。お母さんの趣味嗜好も細分化が進んでいるということだ。三つのタイプの女の子はお父さんもしくはアキバオタク向け。アキ バオタクはネット上の広告塔になるので、これも細分化して3タイプ用意する。イマジンも4タイプ。暴れん坊と気障、体力系に無邪気系。これはお子様向け だ。お子様はリアルな人よりも、着ぐるみのキャラクターに感情移入するのを利用している。

男性・女性・子供それぞれを細分化して別々の キャラクターでアピールする。それを一つの番組の中でやろうというのが意欲的というか、がめついというか・・・。更に、男性キャラクターとイマジンのキャ ラクターを一つずつ加えて、女性と子供の視聴者を更にひきつけている。また、映画ではほしのあきを客演に据えて、これで全方位で対策が出来たってことか。

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