2007年6月11日月曜日

共感によるビジネス

「共感」というのは大切。

ビジネスにとって、「仕事仲間」「同僚」「上司」「部下」「取引先」「消費者」など社会を構成するあらゆる単位を共感させないと価値を出せない時代になっ た。昔はただ単に「作業」「製品」「サービス」をお金に換算して売っていたが、消費者も取引先も単にそれだけでは買わなくなっている。買おうとするものに どれだけの「物語性」があって、それに共感できるかどうかで買うケースが多くなってきていると思う。

例えば、家具売り場には実際の部屋のレイアウトを模したエリアがあって、そこでの生活観に共感できる人を消費に駆り立てようとする。実際に、それで商品は 売れる。CMも同じ。生活しているシーンや仕事をしているシーンが数々取り上げられるのは、そこでの商品やサービスの利用イメージを示すことで消費者の共 感を得て買ってもらおうというのだ。

会社で仕事をするにあたっても、周囲を共感させて【熱狂】させることが出来ると、仕事はあまり計画性が無くてもうまくいく。逆に計画がバッチリ出来ていて も、そこに参加している人たちに【熱】がなければなかなかはかどらないものだ。そこに必要なもの。それは物語を語る力だと思う。

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