2008年4月27日日曜日

意外と平穏だった聖火リレー in 長野

長野の聖火リレーは6名の逮捕者と5名の怪我人を出して終了した。意外と平穏に終わった。中国国旗とチベット国旗がひしめいているところをズームアップしてテレビは放送をしていたが、それであの程度ということは全体的には平穏に終わったということだ。もちろん、近県の警察官を総動員しての大警備が効を奏した。

その点で、チベット側も中国側も抑制された活動をしたのだろう。中国国内のエキセントリックな様子に比べれば数段大人だったと思う。中国の政府当局も人民の抗議活動に自制を求め始めた。フランス政府の政治声明に対する抗議に民間企業を狙うのは民度の低さを示している。その事に中国政府が気付いたのか?
単に方便という可能性もある。さて。平和の祭典オリンピックはいよいよ本番を迎える。世界がイデオロギーで分割されていた頃より世界は複雑怪奇になった。政治化したオリンピックでは何がおきてもおかしくない。テロは中国の警戒体制では防げないだろう。北京への観戦ツアーへの参加は考え直した方がいい。

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