2009年6月4日木曜日

行動変革モデル

社内の電子掲示板に書き散らしていた文章から。。。。

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行動変革モデルというのがあります。
「KAPモデル」というのですが、知識(Knowledge)が態度(Attitude)を変え、態度が習慣(Practice)を変えるという主張です。
従来のコンサルタントはこのモデルを採用しています。なので、最初に多くの情報を収集して何をどう変えればよいかという提案(知識)を与えて、それによってクライアントの態度を変え、行動を変えようとします。

しかし、当社でも現実に起こっているように、このモデルは現実を変えることが難しいようです。

そこで、このモデルを逆転させるという発想が生まれてきます。
つまり、習慣(Practice)が態度(Attitude)を変え、態度が知識(Knowledge)を変えるということです。
より実践的に良い習慣(例えば、効率よく運営しているチームや成績を上げている営業の行動)を真似するということです。
ベストではなく比較的良いことを実践して、その中で気づくことが態度を変えて知識となり全体が変わっていくということ。

この場合、リーダーやマネージャーは優れた実績を残している人を力づけて全体に変化を促進していくということが仕事になります。

当社でも成績が良いチームや営業というのが何故実績を上げているのか?その人やチームは他と何が違うのか?ということを調べて"布教"していくというのが必要なんじゃないかと思います。

社内にこそ解決策はある!

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