2007年8月27日月曜日

フランソワ・ミシュランという人

遅ればせながらカルロス・ゴーンを読んでいる。

カルロス・ゴーン経営を語る
カルロス・ゴーン フィリップ・リエス
日本経済新聞社 (2003/09/10)
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この中で、ミシュランの共同社主フランソワ・ミシュランに関するエピソードが紹介されている。

99P「あの人(フランソワ・ミシュランのこと-引用者注)は”驚嘆する”能力を持っています」

社 主フランソワ・ミシュランが当時ゴーンが社長を務めていたブラジル・ミシュランを訪問したときのエピソードだ。彼はブラジルの古い教会や歴史に興味を持ち 驚いて色んなことをゴーンに質問したという。路傍に生えている木を見て「この木はブラジルに昔からあったものだろうか?」と尋ねてゴーンが答えを求めて走 り回ったそうだ。

驚嘆する能力は「質問する能力」「疑問を抱く能力」と言っても良いだろう。

仕事を目の前にして、疑問を抱く能力は大事だ。疑問を抱かなければ改善の必要性には気づかないし、市場のチャンスにも気づかない。

そんな気づきをいつでも持てる人間になりたいものだ。

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