「日本製紙 レンゴーと生産統合」
業界二位の日本製紙が業界三位のレンゴーと段ボール原紙の生産を統合する。一部の工場閉鎖と設備廃棄により生産性を向上させる。業界では1〜2割程度の生産能力が過剰になるとも言われているらしく、今回の統合で業界再編が再起動するという見方があるらしい。
景気が回復しているとはいえ、環境問題から過剰包装の抑制など製紙業界の状況は厳しい。単価が安く付加価値がつけにくい紙は輸出にも適さない。
確かに、原紙の価格は下がる一方だろう。だから、統合などで効率化に走るしかない。生き残る道は加工を含めた高付加価値の商品の開発ではなかろうか?
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