2007年10月4日木曜日

民主の渡部氏、党最高顧問を辞任・事務所費問題で引責

民主の渡部氏、党最高顧問を辞任・事務所費問題で引責

民主党の渡部恒三衆院議員は4日、関連政治団体が活動実体のないマンションを「主たる事務所」として届け出、多額の経費を計上していた問題の責任をとって 党最高顧問を辞任した。同氏は国会内で記者会見し、「事務所職員に任せきりにしており、政治家として恥ずかしい。自分に管理責任があることは明らかだ」と 述べた。

自民党で事務所費問題が続々と浮上したときに、民主党はどうなのか?と思ったものだが、やっぱり・・・。

渡部氏は元々自民党の竹下派(経世会=現津島派、元々は田中角栄派)七奉行と言われた内の一人で、派閥内の主流派争いで竹下・金丸に分裂したときに小沢一郎や羽田孜らと金丸派についた。その後はグループが自民党を離党して新党を作った。

この顛末を見ても分かるように、現在の民主党は自民党の非主流派が大勢を占める。田中派から政治家になって飛び出した鳩山由紀夫や自社さ政権時代に加藤紘一と政権運営を主導した菅直人など、元自民党や自民党に近い野党出身者によって固められている。

だから、民主党は自民党の縮図と言えよう。

ために、自民党で発生するスキャンダルは民主党でも発生してしまうということだ。それを如何に変えるかという点に民主党生き残りの道がかかっている。

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