2007年5月28日月曜日

光市事件の弁護団

光市母子殺人事件の被告弁護団を批判する

学 生時代に山口で青春を過ごした身としては非常に身近に感じる事件で、ずっと注目をしていた。事件から7年という時間が過ぎているにも関わらず被害者の無念 は晴らされていない。被害者の夫であり、父親である本村さんが「この事件で弁護団は自分たちの主張を通そうとしている。被害者である自分たち、そして加害 者を利用しようとしている。」と弾劾している。僕も同じ意見だ。本村さんは更に「死刑を適用する基準は法曹界が運用の利便性のために作ったもので、被害者 のためでも加害者のためでもない」と指摘している。
この弁護団は卑怯だと思う。自分たちの主張を押し通したいのであれば、それは立法や行政に直接 働きかけるべきことで、実際に争われている事件を利用するというのは安易な方法だ。「死刑廃止」を訴えるのは自由だ。しかし、それを裁判をうける個人の権 利や被害者の心情を無視してまで推し進めるのは異常だろう。

0 件のコメント: