2009年7月8日水曜日

2000億じゃ規模が小さすぎる

民主党が政府の無駄遣いを調査した結果、洗い出したのは2000億足らずだったそうだ。もちろん巨額だし、無駄遣いはないに越したことはない。ただ、何十兆にも及ぶ国家予算に比べたら、大した金額ではない。どうもアプローチが間違っているように思う。

国家予算の圧縮は前年比で1割とか2割といった規模でしなければいけないと思う。それには小さなことを積み上げてというのも良いが、思い切ってやめるものを決めた方が良い。あるいは、一気に2割の人員削減を断行した方が良い。

優秀な人材が流出して国家運営に支障が出ると言われるかもしれないが、優秀なら民間で富の創出に力を発揮して欲しい。成熟した経済社会に戦争直後のような統制経済は不要だ。だから、省庁は社会からこぼれ落ちた不合理や不公正を事後に救う程度で良い。さぁ、国家に縛られた人材を解き放て!

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